スカウト(ヘッドハンティング)されたので話を聞いてきた。人材紹介会社はどこから情報を仕入れてくるのか。
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この記事の目次

はじめに

先日、事務所の私宛に知らない人から電話がありました。

内容は、私にお願いしたい案件があるだのなんだのという話で、
最初は何のことかよくわからず怪しいなと感じました。

 

しかし、よくよく話を聞いてみると、
どうやら私をスカウトしたいとのこと。

 

「新手の詐欺か」と思い一度電話を切り、
聞いた会社名をネットで検索し、HPで電話番号も確認してみたところ、
どうやら実在する人材紹介会社の様子。

 

「ほんまかいな」と怪しみながら(用心深いです)、
「どうやって自分の情報を収集したのかを知りたい」という欲求と

「ブログのネタになる」という衝動に駆られて話を聞いてきました。
(欲求に素直なタイプです笑)

 

話の内容

場所はこちらの指定するところまで来てくれるとのことで、
事務所の最寄り駅まで来てもらい、近くの喫茶店で話を聞くことに。

 

いろいろと話を聞きましたが、聞いた主要な内容は次の4点。

・どこで私の情報を知ったのか

・税理士事務所のスカウト案件はどれくらいあるのか

・スカウトの成功率はどれくらいなのか

・成功報酬はどれくらいなのか

以下、ひとつずつ見ていきます。

 

どこで私の情報を知ったのか

これが一番気になったところです。

スカウト案件は、「ピンポイントでこの人が欲しい」という案件以外は、
クライアントから欲しい人のスペックが提示されるそうで、
そのスペックに合う人をあの手この手で探すそうです。

 

事務所のHPやSNS等から公開されている情報を探したり、
口コミで情報を集めたり、ラジバン・・・・・・。

 

今回はスペック案件で、
そのスペックに私が当てはまったみたいです(すっぽり)。

 

しかし、私の情報はネット上非公開。
じゃあ、どこから情報を仕入れたのか?

 

これは、私のことを知っている誰かから推薦があったらしいです。

本当かどうかはわかりませんが、
本当であれば、どこかの誰かが私のことを良いと思ってくれているということ。

少し嬉しくもあり何か複雑な気分。

 

税理士事務所のスカウト案件はどれくらいあるのか

スカウト案件のある業種は様々だそうですが、
税理士事務所や会計事務所業界の案件は、あまりないそうです。

 

ただ、全体的にはスカウト案件は、徐々に増えてきているそうなんで、
人手不足の深刻化がうかがえます。

 

スカウトの成功率はどれくらいなのか

初対面で話がまとまるのは、だいたい1.5%ぐらいだそう。

かなり低いです。

 

その後、別の案件の紹介等を定期的に行っていき、
タイミングが合えば転職に至る人もいるみたいです。

 

今回のスカウト案件については、
「税理士法人が幹部候補を探している」という内容でした。

 

待遇や年収が結構よくて、
一瞬「はい!喜んで!」と元気よく答えてしまいそうでしたが、

そこはぐっとこらえて「自分、独立志望なんで・・・」と
遠い目をしながら弱々しい声で答えました笑。

 

成功報酬はどれくらいなのか

成功報酬はした人の年収の20%~30%ぐらい。
また、それ以外に着手金として数百万もらうこともあるみたいです。

人材を探すのって大変なんだなーとしみじみ。

 

おわりに

自分の周りでは「スカウトされた」という話を聞いたことなかったので、
行ったら高い壺を買わされるかもしれないと思っていました笑。

 

転職する気はないにしても、
どういった経緯で話が回ってきたのかを知ることは
後学のためにはいい機会でした。

 

自分は使わないにしても、
横のつながりは広い方が誰かの役に立つことはあるかなと思います。

 

 

 

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