停電と断水を経験して思うこと

電気がついてないと廃墟のようです

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停電、そして断水

 

9/4(火)に猛威を振るった台風21号の影響で、近畿全体で200万件以上の世帯が停電。私の住む京都でも、50万件以上が停電となり、大きな被害を受けました。

 

9/12現在、停電から復旧していないところもまだまだあり、さらに9/7には北海道で地震が発生し、多くの方が不安な日々を過ごされています。

 

私が住んでいる地域も台風の影響で、9/4の14時半頃から停電となり、マンションの5階に住んでいるので、同時に水も使えなくなってしまいました。(水をポンプで引き揚げているため)

 

そして、復旧したのが9/5の17時頃。

約26時間の間、電気と水が使えず、非常に難儀しました。

 

被害にあってすぐは、いろいろと後処理があり、余裕がなかったんですが、少し時間がたって改めて思うところがあったので、この経験を忘れないためにも、文章に残していきたいと思います。

 

電気・水が使えない

 

電気が使えないということは、

①電灯 ②エアコン ③冷蔵庫・冷凍庫

が使えません。

 

水が使えないということは、

①お風呂 ②トイレ

が使えません。

 

生活の基本となる電気・水が使えないとなると、生活をするのが難しくなり、不安感がどんどん増していきます。

 

電灯

家の明かりがつかなかったので、懐中電灯で照らしながら生活していたんですが、手元や足元を照らしてみるものの、部屋全体が暗いので、相当なストレスを感じていました。

 

しかし、ふと昔に懐中電灯で部屋を明るくしたいときは、部屋の天井を照らせば、そこそこ明るくなると、聞いたことを思い出し、(どこで聞いたか不明)実行してみたところ、ぼんやりと部屋全体が見えるようになりました。この少しの違いが不安感を和らげます。

いつどこで、どんな情報が役に立つかは、その時になってみないとわからないので、いろんなことを見聞きして、自分の中にストックしておくことは大事だと思いました。

 

エアコン

これはもう電気がないとどうしようもないので、あきらめてましたが、暑すぎたので20時頃からは車の中でエアコンをかけて過ごしていました。

車を持っていてよかったです。

 

冷蔵庫・冷凍庫

頻繁に開け閉めさえしなければ、電気が切れても意外と冷たさは保っていてくれます。

9/5の朝もまだ冷たさは残っていましたし、24時間くらいは何とか使えると思います。

なお、冷凍庫の氷は半分ぐらい溶けてました。

 

お風呂

一日ぐらい入らなくても大丈夫だと思いますが、近所の友達の家で借りました。

助かりました。ありがとう。

 

トイレ

トイレは水が流れないので、基本使わないようにしていました。

しかし、こういう時に限って、おなかを壊してしまい、トイレを使わざるをえなかったです。

しかし、水が止まる前に、妻が機転を利かして、お風呂に少しだけ水を貯めてくれていたので、トイレを流すことができ、身も心もスッキリしました。

ありがとう妻。

 

思ったこと

 

今回私が経験したのは、住居の停電・断水だけでしたが、これが町全体ともなると、短期間で復旧はできなかっただろうと思います。

 

例えば、コンビニやスーパーが停電すれば、買い物するにもレジが使えない(カード、電子マネーも使えない)ですから、どうしても現金が必要になってきます。

 

しかし、完全に電気が止まると、ATMが使えなくなりますので、手元に現金を持っていない人は、最悪の場合、現金を下ろすことができず、食料も水も買えないこととなってしまいます。

(銀行が営業していれば、窓口で下ろすことは可能です)

 

私は普段、現金をあまり持たないで、カードや電子マネー等を使うようにしていますので、もしもの時に非常に弱いです。

 

知らず知らずのうちに何かに依存して、偏っていることはありますので、リスクに備えて別の手段を持っておくことが必要だと強く感じました。

 

自分の身に起こってみないとわからないこと、気づけないことは多いです。

これを機会にリスクについて見直しをしてきたいと思います。

 

 

 

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