他人に流されない人になるための自分なりの方法。

この記事の目次

はじめに

言葉のいい間違いや、書き間違いは誰でもやってしまいます。

言葉の意味を知らないまま使っている場合は、聞いた周りの人は違和感を感じますので、
「言葉の意味を知らずに使っているな」と何となくわかります。

私も言葉の意味を知らないまま使ってしまわないようにと、
気を付けてはいるんですが、知らず知らずのうちに使っていることはあるかもしれません。

仕事柄、毎日話したり書いたりしますので、言葉や文字に敏感になっているのかもしれません。
一回や二回程度のことであれば、たまたまそうなったんだろうと流すようにしていますが、
言葉の意味を知らずに使っているなと感じることがずっと続くと、
しまいには聞くたび、見るたびにイラっとしてしまいます。

言葉や文字というのは非常に微妙なニュアンスも伝えることができますので(特に日本語は)、
難しい言葉を使うときほど注意は必要だと感じています。

 

最近「ほぼほぼ」という言葉をよく聞く

この言葉を最初聞いたときは、「そういう言い方もあるんだなー」くらいに聞いていたんですが、
最近は多くの人がこの「ほぼほぼ」を使いますので、この言葉を聞くとイラっとしつつあります。

仕事のシーンでもこの言葉を耳にすることがありまして、
例えば「ほぼほぼ完成してます。」とか言う人がいる。

まぁ言いたいことはわからなくはないんですが、「なぜその言葉を使う?」と思ってしまいます。

そこで少し気になったので「ほぼ」と「ほぼほぼ」の意味を調べてみました。

 

ほぼ ほぼほぼ
全部あるいは完全にではないが、それに近い状態であるさま。だいたい。おおよそ。 「ほぼ」を重ねて強調した言い方。 完全とは言えないまでも、おおむねその通りであると述べる際に用いられる表現。

どうでしょう? 違いはないに等しいですよね。

それなら、あえて使う必要もないかなと思います。

 

流されてしまうということ

先日、今まで「ほぼほぼ」という言葉を使っていなかった人が、
いつの間にか使いこなしていまして、これには驚きました。(でも噛みそうになってた)

つまり、こういった言いたくなってしまう様な言葉は、
言葉を聞いた人を虜にして、
「なんだか、使いたくなっちゃった。」
と思わせる効果があるということです。

確かに、なんか言いたくなってしまう様な言葉ってあります。
(「チョモランマ」とか「ヘモグロビン」とか・・・・・・私だけ?)

私は、少しひねくれた人間なので、言葉に限らず
「意味が分からないことはやりたくない」
という性格で、
こういった理解できない言葉は使わないようにしていますが、

この「ほぼほぼ」という言葉は、使えるシーンが多く、かつ言うと気持ちいいので、
これだけ使われているのではないかと思います。

私は、この「ほぼほぼ」という言葉に限らず、
意味も分からないままやってしまったり、使ってしまったりしない様に気を付けています。

 

おわりに

私が行動を起こす基準には、誰かがやっているからとか、
流行っているからというものはありません。

行動に移す際は、メリットがあるのかどうかを考えて、
やると決めたら、できるだけ早く行動に移すようにしています。

「言葉一つで何をおおげさな」と思われるかもしれませんが、

「自分は自分、他人は他人」と考えを分けておかないと、
すぐに誰かに流されてしまい、
自分が本当にやるべきことを見失ってしまいます。

子供の頃、親からは「よそはよそ、うちはうち」と耳にたこができるくらい言われていたので、
こういった考え方になったのかなとも思っています。

どうでしょう?
周りの人がやっているからとか、
周りの人がいいと言っているからという理由で
やっていることはありませんか?

周りに流されない様に、常に自分の軸をもって行動したいものです。

 

 

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