税理士試験と大学院ルートの組み合わせを考える
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この記事の目次

はじめに

税理士試験3科目まで合格すれば、独立することが現実的になってきますし、最初から独立を視野に入れて税理士試験を受けているのであれば、先に大学院に行くこともありでしょう。

 

ただ、税理士試験の合格科目がゼロの状態で大学院に行くのは、少し危険かもしれません。

 

税理士試験は、1科目合格するだけでも相当な努力が必要で、その努力を自分はできるのかを確認できていない状態で大学院に進み、結局その後に2科目又は3科目に受かれず、資格取得を諦めたという人も実際にいます。

 

1科目も合格できないないかもしれない、というリスクは最初に考えておく必要がありますし、税理士資格取得のために大学院ルートを選択するのであれば、私は少なくとも1科目合格後のほうがいいかなと考えています。

 

常に最悪を考えて今の自分にベストな選択をする

大学院修了後、税理士試験の科目合格に必要なまとまった勉強時間が確保出来ない状況になることも考えられます。

 

自分のことだけでなく、家族のこと、仕事のこと、その他の自分の人生のことで優先すべきことが出てくるかもしれません。

 

そういったことを想定して、大学院で2年間コツコツ頑張れば終わり、あと1科目合格すれば試験は終わりという状況を早目に作っておく必要があるかなと。

 

自分の力ではすぐに変えられないことは多いですし、状況の変化は突然起こります。

 

常にもしものことを考え、今自分にとってベストな選択をして欲しいと思います。

税理士試験と大学院ルートの組み合わせ

大学院へ2度行けば、税法2科目と会計科目1科目免除を受けることができますので、その場合、資格取得だけを考えれば、税理士試験は2科目合格で足りることとなります。

 

これを前提として、税理士試験と大学院の組み合わせを考えると、次の4パターンになります。(1は比較のために載せています)

1.税理士試験5科目 ⇒ 年数5年

2.税理士試験3科目(簿記論 + 財務諸表論 + 税法1科目(選択))+ 大学院 ⇒ 年数5年

3.税理士試験3科目(簿記論or財務諸表論 + 税法2科目(選択))+ 大学院 ⇒ 年数5年

4.税理士試験2科目(簿記論or財務諸表論 + 税法1科目(選択))+ 大学院×2 ⇒ 年数6年

※資格取得までの年数を表記していますが、これは税理士試験を1年1科目合格と仮定しています(現実はそうはいきませんが)。

 

1~3は年数5年で同じですが、必要な勉強時間や難易度は人によって違うでしょう。

 

選ぶ科目の難易度ボリューム、その年の出題内容も関係しますし、大学院は論文を書く必要がありますので、文章を書くことが苦手な人もいるでしょう。また、お金の問題もひとそれぞれあります。

 

いずれにしても、税理士試験に1科目でも合格できたのであれば、これら4つの可能性を考えて選択しないといけません。

 

これらを自分の人生設計に当てはめてみて、どのルートが最短で、どのルートが自分の生き方、働き方とマッチするのかを検討しましょう。

【編集後記】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は、有給を使って休んでます。

 

毎日通勤電車に乗って他府県の職場に通うのはリスクが高いため、テレワークを申し出たんですが、受け入れられなかったため、自己判断です。

 

自分や家族の身は自分達で守るしかありませんので、仕事の状況を見て、可能な限り出勤回数を減らすしかないかなと。

 

サラリーマンつらい

 

 

 

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