独立の理由を自分の軸にする

この記事の目次

はじめに

税理士を目指す人の中には、将来独立したいという思いを持っている方がたくさんいるんじゃないでしょうか。

私も独立したいという思いをもって勉強してきた一人で、今までは漠然と独立して自由に働きたいと考えていました。

しかし、最近は独立について真剣に考える機会が多くなり、漠然と考えていた独立が現実となりつつあります。独立したい理由が自分の中で具体的になってきたという感じです。

 

一言で言うと、私が独立したい理由は次の2つです。

  1. 時間に囚われたくない
  2. お金に囚われたくない

本記事では、これら2つのことについて書いていきます。

 

時間に縛られたくない

サラリーマンとして10年以上働いてきて、よく思うことは

早く帰りたい

 

簡単に言いすぎましたが、サラリーマンには拘束時間があり、働き方の自由度が低いと感じています。

 

仕事の都合は人それぞれで、自分の組んだスケジュール通りに仕事を進めて誰よりも早く仕事を終えたとしても、定時になるまでは職場にいないといけません。

フレックスタイム制や時差出勤等が採用されていたとしても、拘束時間は変わりませんので、仕事以外のこと(勉強時間や家族との時間)をしようとすると、当然仕事終わりの空いた時間しかありません。

仕事をきっちりやることが前提ですが、時間で区切られることが嫌いな私には、時間に縛られた働き方というのは私の性に合わないと感じています。


例えば私の場合、勉強するときは「今日は10時間勉強するぞ」と時間で区切らず、「今日は問題集10頁と過去問3題解くぞ」という風に量で区切ってやっています。

早く終わればそれだけ楽しいことをする時間も長くなるというほうが、頑張ろうという気になりやすいです。

このように、「楽をしたい」が行動の動機となる人には、頑張れば頑張るだけ成果が自分に返ってくる独立の方が向いているんじゃないかと思います。

 

また、サラリーマンは基本、通勤する必要がありますので、毎日必ず発生する移動時間も無駄な時間です。

サボりたいというわけではなく、時間の使い方は自分でコントロールしたいという思いがあり、これはサラリーマンでは限界があるかなと感じています。

 

お金に縛られたくない

サラリーマンは事業経費を使えませんし、自分の都合のいい様にお金を使えません。

つまり、必ず役に立つと確信している新しいIT機器や新サービスがあったとしても、自己判断で導入することはできないということです。

 

所長が若くて、新しいもの好きなら、こちらが提案する前にどんどん新しいことにチャレンジさせてくれるでしょう。しかし、多くの場合そうではありません。

 

自分がいいと思ったものを採用してもらうためには、まずは所長にその利用価値について理解してもらわないといけません。

これは、お金というより所長の価値観に縛られていると言ってもいいのかもしれませんが、思い通りにいかないのが常です。

ただ、しつこく言い続け、世間一般でも認知が広がってくれば、問題ないものとして受け入れられることもあるかもしれません。

それでも、誰かを説得するというのは大変なので、自分に事業経費としての枠があればいいのになぁとつくづく思います。

仕方がないと言えば仕方ないんですが、お金のあるなしに関わらず、独立したらお金に縛られず、新しいことにチャレンジできる機会を増やしたいと考えています。

 

まとめ

私の独立したい理由は

  1. 時間に囚われたくない
  2. お金に囚われたくない

の二つです。

 

私は、時間やお金に囚われず、一つの考えに執着しない柔軟な生き方を目指しており、そのためには自由な選択ができる環境に身を置く必要があると考えています。

 

実現できるかどうかはこれからの自分の行動で決まってきますので、軸がぶれない様に独立したい理由を心に刻んでおきたいと思います。

【編集後記】

急に風向きが変わり、在宅勤務ができそうな雰囲気になってきました。

早ければ来週から可能になるかもしれません。

しかし、それだけ危機感が強くなってきているということなので、喜んではいられませんが。

 

 

 

 

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