税理士試験免除大学院の年間スケジュール。
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この記事の目次

はじめに

私は2018の4月から大学院に通っています。

 

私の通う大学院では、税法の講義は平日の夜と土曜に開講されていて、
社会人でも通える時間帯に設定されています。

 

働きながら大学院に通うのであれば、
講義の開講時間や社会人の受入れを積極的にしているか等も
チェックしておいたほうがいいでしょう。

 

仕事の都合上、どうしても講義に出られないということもありますので、
大学院が社会人に対して理解があれば、融通を利かせてくれることもあります。

 

こういった情報は、大学院のホームページをみればある程度わかりますので、
働きながら大学院に進学しようと思っている方は、チェックしておきましょう。

 

今回は、大学院の選択方法と年間スケジュールについて、
お話していきたいと思います。

 

大学院の選択方法

どこの大学に大学院が設置されているのかの情報は、
ネット上で探してもあまり出てきません。

 

探しても出てこないからといってあきらめるのではなくて、
いろいろ当たってみましょう。

 

まず、どこの大学院でも税法免除を受けられるわけではないので、
免除ができる大学院の情報を集めましょう。(私は2chの書き込みから探しました)

そして、免除ができる大学院のホームページに見に行って、
情報の確認をします。ただ、ホームページに書いていなくても、

税法免除に対応している大学院もありますので、
必ず大学院にに直接問い合わせてみましょう。

 

なお、働きながら大学院に通う場合は、
平日の夜間や土日に開講しているところを探さないといけないので、

選択肢はかなり狭まります。私もいろいろ探して、
問い合わせ、資料請求等をしてみましたが、通えるところは実質一校だけでした。

 

また、私は選択しませんでしたが、
通信制で税法免除を受けられる大学院もありますので、
通える場所に対応している大学院がない場合は、検討してみてもいいでしょう。
(通信制といっても、年間数回は行かないといけないみたいですが)

 

大学院入学まで

私は昨年(2017年8月)に税理士試験を受験し、
その後大学院に行くことを決めて勉強を始めました。

 

大学院の入試は2月の中頃だったので、
税理士試験が終わってからでも十分に対策は間に合いました。

 

入試の勉強に取りかかったのは10月頃からですが、
情報収集や資料の取り寄せ等は、もう少し早くからやっていたと思います。

 

合格発表は、試験後1週間くらいで、自宅に合否の通知が送られてきました。

試験の内容や感想等については、こちらの記事を参考にしてください。

 

大学院入学後

4月には入学式があり、大学生(学部生)と合同で入学式が行われました。

大人になってから入学式というのは新鮮で、
あまり経験できないことができたので、楽しかったです。

入学式が終われば、各学科でのオリエンテーション等が行われ、
学校の施設や設備の利用方法やルールを延々と聞き、
入学式の日はお昼ごろから夜の8時ごろまでかかりました。

 

そして、4月の2週目くらいから前期の講義が始まり、
私の場合は6科目登録していましたので、
月~木+土の週5日学校に通っていました。

 

職場の定時が17時半で、講義の開始時間は18時半からなので、
仕事が終わってすぐ向かわないと間に合わなく、

そうすると基本残業はできないですし、
仕事の効率性を考えて何とか時間を確保していました。

 

各講義は全15回、7月中に前期講義は終わり、
そこから約2か月の夏休みに入ります。

 

夏休み中の時間は自分の修士論文のテーマ探しや、
後期授業の準備をしておき、基本的には家族と過ごすために使いました。

 

後期の講義は9月後半から開始、こちらも各科目全15回あり、
正月休みをはさんで1月の後半頃まで続きます。

その後は冬休みが2か月くらいあります。

 

大学院によって違いますが、
ざっくりと1年間のスケジュールはこんな感じです。

 

また、私の行っている大学院では、
1年目のうちに単位を全て取っておいて、
2年目は修士論文に集中することになっており、

1年目は講義が多くて大変ですが、
2年目になると、学校に行くのは週1回くらいになります。
(講義を取らなければ)

 

年間スケジュール(ざっくり)

まとめ

税理士試験を受けていたときは、
8月の試験までは空き時間のすべてを試験勉強に充てざるを得ませんでしたが、

大学院に行くことで、
家族と過ごす時間と勉強をする時間のバランスを取れるようになったと思います。

税理士試験を受けるのか、大学院を選ぶのかは、
ひとそれぞれの考え方があると思いますが、

大学院は入る前に入手できる情報が少ないので、
なかなか飛び込めない人は多いんではないかと感じています。

 

最近は、税法免除大学院の入試のための家庭教師があったり、
河合塾が運営しているKALSという予備校もあります。
(KALSの参考書はネットオークション等で買える場合があります)

 

社会人は仕事に時間を取られ、
自分で時間を作らなければ勉強はできません。

 

私は、大学の4年間は遊んで過ごしていましたので、
もう少し勉強していればよかった思うこともあり、

今、大学院に通学して改めて勉強の楽しさを実感していまして、
社会に出ていろいろなことを見聞きしてきたからこそわかること、
勉強したいことが出てきています。

 

これだけ法律について深く勉強できる機会はそうないので、
精一杯楽しんで勉強したいと思います。

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