この記事の目次
はじめに
先週の土曜日から風邪気味で、せき、鼻水、微熱が続いており、
どうもすっきりしない状態が続いていました。
病院に行く時間を確保できなかったので、市販の薬(葛根湯)でだまして、
あわよくば自然と治るかなと期待していたんですが、
火曜日ぐらいは結構しんどくて、「これは病院行かなあかんな」と思い、
水曜日は仕事も学校も休んで、家で一日寝ていました。
最近は、仕事と大学院で一週間のほとんどの時間を使っていて、
一人でゆっくりする時間は取れていなかったので、
病気をきっかけに自分の考えを整理する機会を得られました。
そして、病気になって(ただの風邪です)一度立ち止まる機会が得られたので、
布団の中でいろいろ考えてみました。
毎日通勤する必要はあるのか
こうやって風邪をひいて仕事を休むと、当然に仕事はたまります。
仕事がたまるのは、事務所に行かないと仕事ができない環境にあるから
ともいえるのではないかなと考えました。
家に居ながらにして仕事ができれば、通勤時間・通勤費がかかりませんし、
事務所の維持管理費がかからない。
そして、一人で仕事をするため、他の人に影響されて手が止まることもなくなります。
税理士事務所の仕事の多くは、一人で作業することが多いですから、
全員が一ヵ所に集まって仕事をする必要性はないと思いますし、
わざわざ毎日同じ時間に、時間をかけて、お金をかけて出勤して、
よーいどんで仕事を始める意味ってあるんでしょうか?
ただ、税務申告や税務判断は税理士の指示のもと行わなければいけません。
そう考えると、無資格者は上記の様な働き方は難しいのかなとも思います。
労働時間はみんな同じにする必要はあるのか
人それぞれ、仕事のやり方や、一つの仕事に掛かる(掛ける)時間は違うのに、
労働時間をみんな同じにする必要はあるのかと考えました。
事務所から求められているのは仕事の結果なので、
結果を出せればそれでいいのではないかと思いますし、
急ぎでやる仕事がないときは、仕事以外のことをしたいと
思ったことは何度もあります。(勉強とか)
とか言いながら、たまに勝手に勉強していたりするんですが、
周りの人の目が気になって、罪悪感を感じてしまうので、
正直つまらないなぁと感じています。
ただし、これは労働者側から見た一方的な意見なので、
使用者側からしたらこういう人は扱いづらいのかなとも思います。
それでも給与所得者なのか
上記のことができるとすれば、毎月もらう収入は、
今までと同じ給与所得となるかどうかの判断が必要となります。
給与所得に該当するかどうかの判断は
➀雇用契約の有無
➁使用者の指揮命令に服している
➂使用者から空間的、時間的な拘束をうける
➃職務上の費用が使用者の負担となる
等を総合勘案して判断されます。
これを前提に考えると、私は➂の空間的、時間的な拘束が嫌だということがわかりました。
しかし、これらの要件のうち、➂だけを満たさなかったといって、
すぐに給与所得ではないという判断にはなりませんが、
ケースバイケースで判断しますので、なんともいえません。
おわりに
休んで得られた時間を使って、自分のやりたくないことがまた一つ明確になりました。
今までは、独立することだけが自分のやりたいこと(やりたくないこと)
を実現する方法なんではないかと思っていましたが、
今回検討した時間的・空間的な拘束性を受けないことだけを考えるのであれば、
雇われでもいいのかもしれないです。
しかし、これだけでなく前に別記事で書きました、
新しいことをやることの、わずらわしさも感じています。
これからも、こうした自分の本当の想いの洗い出しを行っていき、
自分の本当の進みたい方向を決めて行ければいいなと思います。