雇われていると、新しいことをやるのが億劫になっていく。

はじめに

組織として長い年月存在していると、
昔から続けられている、変わらない仕事の仕方というものがあったりします。

しかし、それは間違いが起きやすい方法であったり、
効率が悪い方法であったりしますので、
どんどん変えていく必要があります。

 

ただ、雇われですと、よりよい方法があると思ったとしても、
自分が勝手にその方法を変えることはできません。

 

自己完結で済むことは、どんどん勝手により良い方法へ変えていくことができますが、
お金が絡んだり、他の人にも関係することを変えるのはかなり大変です。

 

郵便切手を貼るのをやめた話

以前に、お客さんへ急いで書類を送らないといけない事情があった時に、
あわてて切手を貼ってポストインをしたところ、
切手の糊付けがキチンと出来ていなくて、郵便物が料金不足で戻ってきてしまいました。

 

その後、速達で再送して、ことなきを得たのですが、切手が剥がれてしまう事態が起こるのは、
切手を貼らないといけないからなので、郵便切手を貼らないで郵送できる方法を探して、
調べたところ、料金後納郵便にすれば、切手を貼り忘れるというミスが起こることもない。
という結論に至りました。

 

ですが、料金後納郵便に方法を変えるということは、
お金の支払い方や他の人にも影響することのなので、全員の理解を得ないといけません。

 

ですから、料金後納郵便をやってみましょうと呼びかけましたが、
すぐには理解を得られなかったのですが、方法やメリット・デメリットは何か等の
説明を丹念にして、時間は掛かりましたが、何とか理解を得て
料金後納郵便を使うことが決定しました。
本当は、合わせてWEB郵便もしたいと思っていたのですが、この時は提案していません。

 

一人で決定できるのであれば、即断、即決、即実行でスピーディーに物事は進むんですが、
全員の納得を得てからとかスピードが遅すぎて、正直めんどくさいと感じました。

 

こういった、面倒なことを何度もやっていると、どんどん自分だけで完結できることだけを
実行するようになり、他の人を巻き込むことは非常に面倒だと感じるようになります。

 

やってみないとわからないことの方が多いのに、なぜとりあえずやってみないのか?

 

今もすごく疑問を感じています。

 

おわりに

雇われている期間が長いと、こうやって新しいことをやらなくなっていくんだろうなと、
想像してしまいます。

 

説得するのが面倒だからやらないのか?と言われれば、それも違うと思いますし、

やりたいことがあるのであれば、説得してやるべきだとは思います。

 

しかし、全員の納得を得られないかもしれないし、
納得を得られたとしても、かなりの時間と労力がかかってしまう。
あまりにも、目的を達成するための手段を決定する手続きが煩雑です。

 

そんなジレンマがあって、やっぱり自分が全てを決めれる立場に立たないと、
自分の理想とすることを実現するのは難しいのかなと思っています。

 

私は、将来的に独立することを考えていますので、
こういった疑問に思ったことを貯めておいて、
将来独立が実現したときに、その喜びを一人かみしめたいと思います。

(今はガマン)

 

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