仮説を立てる。とりあえず前に進むことが重要。

この記事の目次

はじめに

世の中の99.9%は仮説。

そんなことが書いてある本を読みました。

誰しも、思い込み、常識、前例、先入観、固定観念をもっているもので、
これらに縛られて前に進めないというときがあります。

 

自分自身も知らず知らずのうちに、
一つの考えに縛られて行動を制限してしまっていることもあります。

 

考えが偏らない様に、縛られない様に、とりあえず前に進むことが必要で、
つまづいても一つの仮説を立てて、新しいことに挑戦していくことが必要です。

 

仮説を立てる

税理士事務所の仕事の一つに記帳作業があります。

記帳作業は通帳や現金出納帳等から、取引事実から仕訳を起こしていくんですが、
通帳の記帳内容、現金出納帳の記載内容だけを見ても
取引の内容が分からないことが多々あります。

 

例えば、通帳の摘要欄が空白であったり、
見たことないような名称が書いてあったりすることがあります。

 

基本的に不明点があれば、お客さんに直接その内容を聞くことになるんですが、
不明点が出てくるたびに聞いていたらきりがないので、
絶対に聞かないと分からない事項以外は、ある程度仮説を立てて進めていきます。

 

こういった不明な部分は、過去の取引を、勘定科目、金額、時期などから検索していくと、
同じような内容の取引が見つかることが多いです。

そこから仮説を立ててとりあえず進めていきます。

 

とりあえず進める

この「とりあえず進める」というのは大事で、
考えにつまったり、わからなくなったとしても、
そこは仮説を立てて処理するか、完全に無視して進めていきます。

 

一つのことにこだわって前に進めないと、
最悪投げ出してしますこともありますし、
粗削りであってもとりあえず前に進んでいるという感覚が大事です。

 

論文の執筆でも、問題にぶち当たって考えにつまることがよくあり、
いつかは答えを出さないといけない問題ではありますが、

そこにこだわって考え込んでしまうと、論文執筆は進まず、
時間だけが進んでいき、焦りを感じることがよくあります。

 

ですから、とりあえず書けるところだけを書き進めていくことが重要で、
そうやって、できることを優先してやっていくと、
自然と問題が解決していることもよくあります。

 

仮説を立ててとりあえず前に進むことで、
停滞しているという嫌な焦りは感じにくいと思います。

 

おわりに

今日お話ししたことも仮説になりますが、
あきらめたり、やめてしまうというリスクを軽減するには、
嫌にならないことが必要で、嫌にならないためには、
結果が出たり、楽しかったり、前に進んでいるという感覚が必要です。

 

今回読んだ本には、世の中のほとんどのことは仮説を立てて進んでいると書いてあり、
仮説だらけの世の中であるという仮説を立てるなら、
私たちも仮説を立てて前に進んでいくべきなんじゃないのかなと。

まぁこれも仮説に基づいた話にはなるんですが・・・

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