この記事の目次
はじめに
大学院の春休みが終わります。
4/1は入学式、4/2からは履修登録期間がはじまり、
履修すべき授業と履修してみたい授業を登録する期間です。
必修の授業以外は、
4/2から一週間ほどおためしで授業に出席してみて、
履修するかどうかを決めることが出来ます。
働きながら大学院に行く場合は、
M1(1年)のときは必修の授業が多いので、
それほど自由に授業を取ることはできませんが、
M1のときに必要な単位のほとんどをとっておくと、
M2(2年)では論文指導の授業を履修するするだけで単位は足ります。
1年は早い
働きながら大学院に行くのであれば、思ったより時間はありません。
朝から夕方までは仕事、夜は大学院、家に帰れば明日の報告の準備。
こんな毎日なので、M1の1年間はあっという間です。
M1の前期は目の前の授業のことだけで精一杯になり、
修士論文のことはほとんどできません。
前期は4月~7月後半くらいまでの4か月しかなく、
この期間で大学院での授業の基本や、報告書類の作成方法を学びます。
前期の終わり頃に、やっと慣れて楽しくなってきたかな、
というところで夏休みに入ってしまうのが寂しいところ。
後期は、前期で学んだ基礎があるので、最初から最後まで授業が楽しめます。
論文のテーマを決める
後期の授業が終わるまでには、論文のテーマを決めておきたいです。
論文を書くには、いかに早く多くの文献収集できるかが重要なので、
2月の休みに入る前にテーマを決めておいて、
ある程度収集をしておいたほうがいいかと思います。
研究計画書に書いたテーマで論文を書けるかどうかは、
文献収集をしてみないとわからないので、少しづつ集めていくことが大事です。
参考文献が少ないと、テーマを変えないといけない場合があるので、
その判断をするためにも、とりあえず文献収集してみることが必要です。
大学院によっては2月、3月の休み入ってしまうと大学院の図書館も閉まっていることが多く、
空いていたとしても18時までとか、
働いている人は行くのが難しくなりますので、
図書館が遅くまで空いている期間に動き出した方がいいでしょう。
人に意見を求める
授業中にスキがあれば、先生に自分の論文テーマの候補を積極的にぶつけてみましょう。
大学院にもよりますが、大学院はわりと自由に授業の内容を決めることが出来るので、
先生に事前に自分の報告を聞いて欲しいと言っておくと、
授業の時間を自分の報告に充ててもらえることができます。
税法専門の先生が複数人いる大学院では、
できるだけ多くの先生に自分のテーマを報告して意見をもらうようにしましょう。
私の通う大学院では4名の税法専門の先生がいまして、
2月の休みに入るまでに4名全員に修士論文のテーマについて報告して、
書いても問題なさそうなだという意見をいただきました。
後々、中間報告等で先生全員に報告して指導してもらうことを考えると、
事前に自分がやろうとしていることの承認を得ていると、
テーマ選定のダメ出しは受けにくいだろうと思いますので、
チャンスがあれば自分のテーマについて意見をもらっておきましょう。
(テーマ選定の失敗は避けたいところです。)
おわりに
もうすぐ大学院の休みが終わりますが、
休みの間図書館に行けないのは誤算でした。
図書館は、普段22時まで空いているので、休みの期間も毎日でないにしても、
ある程度図書館に行けるチャンスはあるだろうと思っていましたが、
この3月は全て18時までしか空いてませんでした。
国会図書館でコピーの依頼をしてもいいんですが、
コピーについていろいろとルールが厳しく、
またコピー代も結構かかりますので、
できるだけ大学院の図書館で資料は集めたいところです。
論文テーマが絞り切れなければ、
複数を同時に走らせても問題ないので、
文献収集は早め早めに行っていった方がいいと思います。