奨学金や借金への正しい向き合い方。
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この記事の目次

はじめに

昨日、こんなニュースを見ました。

大学も就活も「学費」が影響

大学進学などの進路を決める際、約6割の学生が「学費」を判断基準にしていることが、
学生団体の調査で分かった。
大学進学をあきらめて働いている、学費が払えず除籍になった、バイトと勉強で毎日2時間睡眠、学費値上げの撤回を大学に要求している……。

Yahoo!ニュース

うーん。

お金を理由に進学を諦める人が多いようです。

 

以前、大学院に行く際は奨学金を借りるべきだという記事を書きました。
無理に大学へ行く必要はないと思いますが、これと同じ理由で大学に行くなら奨学金は借りるべきだと思います。

 

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人生で大きなお金を借りる機会はそれほどない

個人事業者でなければ、個人が人生の中で大きなお金を借りる機会というのはそれほどありません。

・大学等に進学するための奨学金

・車を買うための自動車ローン

・家を買うための住宅ローン

挙げるとすれば、こんなもんじゃないでしょうか?

 

普通に生きていれば、人生で何百万円の借金をする機会はほとんどありません。

 

だからこそ借金することについて、正しい考え方をもっておく必要があり、正しい考えの基に借金を選択すれば、自分の夢や目標を達成することの助けとなります。

 

お金を借りたほうがいい理由

例えば、持っているお金を自分の力だとした場合、

「借金は悪だ」とお金借りるという選択肢を除外してしまうと、何かをしようと思っても自分の力の範囲でしか選択ができないので、選択肢が非常に狭まってしまいます。

 

そうすると、目の前にチャンスがあったとしても、お金がないという理由で、それをスルーすることしかできず、また、逆にピンチとなったときにも、お金が足りなくて乗り越えることができず、
結局あきらめるしかありません。

 

つまり、お金を借りるということは、私たちの選択肢を増やすことになり、チャンスとピンチに対応できるだけの力を予備的に持つことができるということになります。

 

そして、そのお金の力で成長することが可能となる制度が、借金や奨学金です。

 

お金について考える機会になる

Yahoo!ニュースの記事によると、学費を稼ぐためにアルバイトをして、勉強する時間がないと書いています。

 

アルバイトが好きで好きで仕方がないというのであれば話は別ですが(大学に行くことで好きな仕事が見つかったと考えることができる)、勉強したいのに勉強する時間がないのであれば、
何のために大学に行っているのかわかりません。

 

そもそもお金を優先するのであれば、大学に行かないで働く、働きながら夜間の大学に行く、通信制の大学に行くという選択もあります。

 

お金よりも勉強を優先させるために奨学金という制度があるんですが、それでも奨学金を借りることを選択しない理由は、「将来自分が返済していけるかどうかが不安だ」と書いていました。

 

確かにお金の問題はついて回りますが、覚悟を決めて奨学金を借りて大学に行った人は、お金に悩むことなく大学に行けた人よりも、いいか悪いかは別として、苦労はしているわけですから、お金について真剣に考える機会、経験になります。

 

また、卒業半年後から奨学金の返済がはじまり、返済が厳しいという場合は、所得が低い旨を申請すれば、一定期間毎月の返済額を減額したり、返済期限の猶予をしてもらうこともできますので、

 

自分の夢や目標を達成するのに大学に行く必要があるのなら、お金を理由に夢や目標を諦めないでほしいと思います・・・。

 

お金よりも自分の人生を優先する

お金より自分の人生を優先すべきです。

私は現在36歳サラリーマンで、特に収入が多いわけでもありません。

 

18歳のときに、大学4年間の学費を奨学金を借りて行きました。
そして、今もその奨学金を返済しながら、昨年新たに奨学金を借りて大学院に行っています。
(大学院在学中は、前に借りた奨学金も返済がストップします。)

 

また、さらに住宅ローンも借りていますが、しっかりと資金繰りをシュミュレーションすることで、
奨学金や住宅ローンの返済で人生が行き詰ることはありません。

 

借金を活かすも殺すも自分次第。お金から逃げ回らずに、覚悟を決めましょう。

 

おわりに

目的に合った借金は必要ですが、目的がない借金は悪です。

 

目的が不明確でも借りられる、フリーローンやキャッシングは非常に金利が高いので、身を亡ぼす可能性があります。

 

あくまで目的に合った制度を計画を立てて利用するようにしましょう。

 

編集後記

冒頭のニュースをみて、「なんだかなー」と思ったので、自分の思いをぶちまけてみました笑。

お金の問題をナイーブな問題としないで、FP等の専門家に相談してみてはどうかなと思います。

 

 

 

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