キャッシュフローゲームを体験。お金について学ぶ。

この記事の目次

はじめに

日本の義務教育では、直接的にお金について学ぶ機会はそれほどありません。家庭での教育に任されているというところでもありますが、そもそもお金について学ぶ機会が少なかった大人が子供にどれだけのことを教えられるでしょうか。

 

私は仕事上、お客さんにお金についての相談を受けますし、お金についての知識は必要です。そのためお金についての考え方を勉強するという一環で、AFPの資格を取得し、現在CFPの資格も取得しようと勉強しています。

 

日本では、お金や投資の知識は、自分で学んでいかないと知れないままなので、積極的に学んでいく姿勢が必要だと思っています。

 

キャッシュフローセミナー

お金の入出(流れ)のことをキャッシュフロー(Cash flow)と言うんですが、このキャッシュフローについて遊びながら学べる「キャッシュフローゲーム」というボードゲームがあります。

 

以前から一度やってみたいなと思っていたんですが、なんせ普通に買うと5~6万円くらいするので、なかなか個人で買うのは難しく諦めていたこんですが、知っている税理士さんがキャッシュフローゲームを使ったセミナーをやるという話を聞き、先日、参加してきました。

 

また、このゲームはロバート・T・キヨサキ「金持ち父さん貧乏父さん」という本に出てきて、こちらの本も参考になるそうなんですが、まだ読んだことがなかったので一度読んでみたいと思います。

キャッシュフローゲーム

人生ゲーム等のボードゲームをやったことがある人は多いと思いますが、簡単に言うと、人生ゲームのお金に関する部分をより詳細に、より具体的にしたゲームです。

 

まずは、それぞれのプレイヤーがカードを引いて職業をランダムに決めていき、これによって、それぞれの毎月の収入と支出が決まります。そして、順番にサイコロを振って、給料日のマスを通過すれば給与が定額渡され、そこから決まった支出が引かれて残金が手元に残ります。

 

また、止まったマスによってはイベントカードを引けて、株式投資をできるチャンスがあったり、不動産投資、事業買収等のチャンスがあったりもします。

 

そして、こういったチャンスにどう反応するかはプレイヤー自身の選択で、チャンスをつかめるかどうかはプレイヤー次第です。こういった選択がいくつもあり、その人がもともと持っているお金に対する考え方が非常に反映されやすいゲームだと感じました。

 

例えば、現在の株価が$5であって、この株の値動きが通常$5~$40の間を行き来するといった場合にどうするか?(もともとはアメリカのゲームなので、$表記です)

 

株には手を出さないのか、手持ちを全額突っ込むのか、一部突っ込むのか、銀行から借入(ゲーム上利率は10%)をしてまで買うのか。こういった選択をその都度していって、現在の毎月の支出より毎月の不労収入が上回れば働かなくてよくなるので、サラリーマンを辞めて外の世界に飛び出し、外の世界で夢をかなえるという目標に切り替わります。

 

感想

上にも書きましたが、その人の性格やお金についての考え方が直に出るゲームなので、自分のことを再認識する機会にもなりました。私は、いつも一歩引いて周りを見てしまうところがあり、最初から前のめりには行かないところがあるので、出だしはかなり低調でした。そして、周りがサラリーマンを辞めだすと、「あ、やばいな」と笑

 

そこから前のめりに取り組みだして、なんとかサラリーマンを辞めて、自由を掴みに行ったところで、他の人が自分の夢を達成したのでそこでゲーム終了となりました。(チーン)

 

キャッシュフローゲームは、このゲームをよく知っている人がいて、そういった人の解説を聞きながら進めていかないと、気づきや学びというのは得にくいかなとも思いました。

 

おわりに

このゲームは多少の慣れが必要らしくて、2回目、3回目くらいになると、割とコツなどがわかってきて上手くできる様になるそうです。私は、初めての体験でしたが、何とかサラリーマンを辞めるところまでは達成できたので、そこはよかったかなと笑

 

何かを学ぶ際には、楽しんで学ぶということが重要だと思っていて、楽しむことでその次を考える思考になりやすいのかなと。このセミナーは定期的にやっているみたいなので、また機会をみて参加したいと思います。

 

 

 

おすすめ記事