こんにちは。
税理士のさとうです。
新しいことをするにあたっては、事業計画を立てることが重要です。
事業計画は目的を達成するための行動計画などを記載する定性面と、その計画に基づいて行動した結果を数字に落とし込む定量面の、二方向からの計画を立てる必要があります。
私は今まさに独立するにあたっての事業計画を作成しているところです。
どちらから先に作るかは人によるのかもしれませんが、私は必ず達成したい数字上の定量面の計画から作成し、それを達成するためには何をしないといけないのかを考えながら定性面の計画を作成することにしています。
数字上の計画は好きなように作成することができますので、上手く行った場合の計画と上手くいかなかった場合の計画の2パターンを作成した方がいいかなと。
私はかなり楽観的な性格なので、何も考えずに数字を作ったら甘々なものができてしまいますので(笑)
なので、あえて上手くいかなかった場合のパターンを中心に置いて、そこから何をすれば上手くいくパターンになることができるのかを考えていくようにしています。
そうすることで、何をするべきで何をしないべきかの具体的な内容が見えてくるんです。
私は、その内容が自分のやりたいことなのか、そうでないのかということも大事だと考えてまして、売上と行動を天秤にかけて行動計画を作成。
最初は嫌なことでも引き受けて、何でも仕事は取りに行ったほうがいいのかもしれませんが、経験上ちょっとでも最初に違和感を感じたことは、後々になって耐え難い苦痛になることもあります。
時間が経てば経つほど、一度はじめた仕事はやめにくくなりますので、それであれば最初からその違和感に従って行動したほうがいいんじゃないかなと。
事業計画は自分の安心のためや、金融機関から融資を受けるためだけに作るのではなく、作成していく過程の中で自分が何を大事にしているのかをあぶり出す作業でもあるのかなという考えからです。
私は繁忙期を作ったり、仕事ばかりの期間ができてしまうことが辛いと感じてしまうので、忙しい時期でも家族との時間を取れるように仕事のとり方を考え、仕事の時間と家族との時間のバランスを取りたいと考えています。
なので、繁忙期を作るような来るもの拒まずの仕事のとり方はしたくないなと。
(まぁ食えなかったら、仕事をとりにいきますが)
こういうことを考えながら、とりあえず3年分くらいの事業計画(定量面)を作成しました。
とりあえず開業当初は金融機関から借入をして、何とか1年ちょっとで自力で生活できるところまで伸ばしたいと思っています。
毎月の生活費は人によって大きく違うので、食えるようになるまでどれくらいの期間かかるのかを見極め、次にそこまでどうやって生き残るのかを考えないといけません。
開業当初は思ったように売上が伸びることは少ないので、金融機関から借入をすることは少し余裕があっても考えたほうがいいと思います。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!