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早起きは三文の徳
みなさんご存知、有名なことわざです。
ことわざにもなるぐらいですから、早起きにはメリットがあると感じている方は多いと思います。
「じゃあ三文って、現在の日本円にするとどのくらいの金額なのよ?」
ごもっともな質問です。はい。試算しましょう。
試算の基準として、今回はざるそばの金額を使っていきます。(何となく、ざるそばが食べたい気分なので)
江戸時代に普及したといわれる当時のざるそばの金額は16文。
これに対して現代のざるそばの金額は800円~1,000円。⇒今回はざるそばの金額を800円とします。
そして、江戸時代のお金の換算相場は、金1両⇒銀60匁(もんめ)⇒銭4,000文となりますから、
一文を現在の価値に置き換えると、4,000文÷16文×800円÷4,000文=50円となり、
50円×3文=150円となります。
つまり、朝早く起きると150円くらいの徳が積めますよ!ってことだと私は解釈しています。
また「得」でなくて「徳」となっているのもポイントで、精神論的な話を金銭価値(数字)で表現していますので、納得しやすいです。
一日にすると150円ですが、これを一か月続ければ4,500円、一年続ければ54,000円の徳を積めます。この金額が多いか少ないかの感じ方は人によって違いますが、積み重ねが大事ということさえ、分かってもらえれば満足です。
ただ、この三文という金額は、取り組み方や取り組む事柄によって、大きくも小さくもすることができますので、高い金額を目指しましょう。
朝の時間を使うメリット
①自分だけの時間をもてる
②今日一日に余裕がもてる
③考える時間をたくさんもてる
それでは、ひとつずつ見ていきましょう。
自分だけの時間をもてる
仕事をしていて家庭もあると、なかなか自分だけの時間というのはとりにくいですが、どこで時間を取るかと考えると、朝か夜の二択しかないです。
例えば、自分だけの時間が夜だと
・残業して帰りが遅くなった。
・家事をしていて遅くなった。
・テレビを見ていておそくなった。
という理由から時間を取れないリスクがあります。
これを朝にすることで
・仕事の前に
・家族が起きる前に
・見たいテレビがない時間帯に
誰にも邪魔をされずに、自由なことができますので、より効果は高いでしょう。
今日一日に余裕が持てる
朝のうちに、やるべきことをやっておくことで、その後の時間に余裕ができます。
今まで夜にやっていたことを朝に回すだけで、夜は残業し放題、家族と遊び放題、テレビ見放題、
としてもいいわけです。
なんせ、やることはやっていますから、「今日もできなかったなぁ。俺(わたし)はダメなやつだわ!」等と自己嫌悪に陥る必要もなく、精神衛生面でも良いです。
夜にやっていたことを朝にやるだけで、仕事や遊びにも余裕ができて、エグゼクティブな気分で生活を送ることができるでしょう。(あくまでも気分です)
考える時間をたくさんもてる
一日のはじめに、やりたいことをやっておくと、そのことが頭の中にインプットされますので、そのあと仕事に入ったとしても、頭の中では自動的に、インプットしたことを考えてくれています。
そうすると、次に同じことに取り組んだ時に、前に考えていたことや、答えが出なかったところが自然とクリアになることがあります。
これは非常に大きなメリットなので、頭の中に考えておきたいことを置いておくイメージで、人間の頭の機能をフル活用しましょう。
私が朝にやっていること
朝は6頃に起き、新聞を読んで、読書をして、その後にブログを書いて仕事に行く。
大まかにはこんな感じです。
あとは、今日の予定を再確認して、頭の中で、今日一日何をするかのイメージを作っておきます。
全てが予定通りに進むことはありませんが、今日一日をスムーズに進めるために、私にとって朝の時間は、貴重な時間です。
まとめ
ここまで述べてきましたように、朝の時間を有効に使うことは、効率面や精神衛生上にいいと感じています。
また、予定通り進まなかったときの、調整時間として活用するでもいいですし、
自分の24時間をフル活用できるように、「朝の時間を有効活用」を実践してください。