大学院に行って分かった自由な勉強法

大学院に行って分かった自由な勉強法

はじめに

大学院では、税法論文のテーマの探し方や、書き方等の指導を受けますが、それ以外にも法律学の基礎を学ぶために、1年目は数多くの講義を受けることになります。

現在日本には2,500~3,000もの法律があると言われています。私たちが、その中から学ぶのはほんの一握りですが、「多くの法律に影響を与える法律」を学ぶことで、関連する法律の考え方もかわります。

大学院では、憲法、民法、会社法等の多くの法律の基本となっている法律について、いろいろな角度から判例を検討したり、事例に当てはめて検討したり、その法分野特有の考え方等について学ぶことができますが、大学院の講義とはどういった形式で行われるのか、聞いたことがない人が多いかと思います。

そこで、今日は大学院での講義について、少し詳細にお話ししていきたいと思います。

 

講義の履修状況

私は、前期に6講義(内、税法の科目は3講義を履修し、後期に8講義(内、税法の科目は4講義履修しています。

講義は月曜日~土曜日まであり、平日の内週4日は18時半から開講されますので、仕事が定時になってから向かってぎりぎりで間に合う時間ですので、残業はできません。

また、週1日は17時前から開講される講義がありますので、仕事ができる時間が限られてきます。

そして、土曜日は隔週で2つの講義があります。日曜は基本講義はありませんが、だいたい日曜日は次週の講義の準備に追われている状況です。

 

大学院の年間スケジュールについては

大学院生としての生活。年間スケジュール。/TIME-TAX

を参考にしてください。(すこし内容がかぶっているところもあります。)

 

講義の内容

大学院の講義は、受け身の講義ではなく、ディスカッションや報告を中心としたものになり、私たちのやる気がそのまま講義内容に反映されますので、十分に準備することが必要です。

例えば、1つの判例についての報告担当になったとすると、講義の日までに判例の概要、原告・被告の主張、裁判所の判断、そして私見をまとめてなくてはなりません。(担当者でない者も私見を書きます)

そして、講義では判例について報告し、それぞれの私見を基にみんなで討論します。

もちろん、自分との反対意見も出ますので、自分との反対意見も検討材料にして、判例の問題の核心へどんどん迫っていきます。一時間程度討論をしていくと、判例の問題点や他の判例との違いが見えてきますので、材料が出そろったところで、最後に先生がまとめて解説を入れてくれる。

緊張感は半端ないですが、一つの判例について、討論しあう機会というのはなかなかありませんので、やりがいがある深い勉強方法です。

 

また、私は民法や会社法等の講義も受講しておりまして、これらは判例というよりは、日常的な事例を基に報告書をまとめて、検討したり、ロールプレイングしたりします。(先日は、会社の取締役となり取締役会を運営しました。笑)

先生によって講義の形態や進め方は違いますし、講義の方法、場所や時間帯等も、提案することもできますので、かなり自由度が高いです。

 

まとめ

大学院では、税理士試験の勉強とは違った切り口で税法を勉強していきますので、より税法という法律の考え方を深く理解することができると思います。

また、税法や法律学だけでなく、実務家の先生、上場企業に在籍する先生、他の大学院でも教えておられる先生等、いろいろな経歴をお持ちの方と話をする機会がある、というのも大きなメリットだと思います。

経験談や業界特有の話等は、お金を出してもなかなか聞けるものではありませんので、貴重な機会です。

 

後期が始まってまだ間もないですが、時間に追われている感はすごいあります。もう少しで修士論文のテーマも決まりそうなので、方向性が決まれば、少しは楽になるとは思いますが。

とりあえず、今日も張り切っていっていきます。