違和感をスルーしない。違和感の原因を探ることで自分のことを知る。

この記事の目次

はじめに

普段の生活や仕事の中で、理由は分からないけど「何かおかしくない?」
と感じることがあります。

 

しかし、違和感を感じた時に理由が分からないからという理由で、
そのままスルーしてしまうことがあります。

 

実は、この違和感を感じたことというのは非常に重要で、
そこを突き詰めていくことで自分が大事にしていることや、
大事にしたいと思っていることが明確になり、自分の軸に気づくことができます。

 

例えば

残業について、社会人になれば多くの人が経験することなんですが、
何となく帰りづらい雰囲気を感じることがあり、
昔は残業することが度々ありました。

 

私は残業するということに、何となく違和感を覚えていまして、
ただ、当時は残業をしていることが仕事を頑張っているという評価に繋がると、
思っていましたので、その違和感はスルーしていました。

 

しかし、その違和感は消えることはなく、ずっと自分の中にあって、

もやもやした気持ちを常に持っていましたが、なんとなくごまかして残業を続けていたように思います。

時間が経ってもその違和感は消えることはなかったので、
少しづつその違和感について考えるようになり、
自分は残業をすることに「いい感情」をもっていないことに気づきました。

そして、その違和感を突き詰めていくと、その理由が出てきます。

私の場合の理由は
「残業を前提にすると、仕事を時間内に仕上げて定時に帰る人が評価されないといことになり、
不公平だと思うから」です。
私は、自分がされて嫌なことを人にはしたくないので、
まず自分から残業しないを目指しています。
(どうしても残業や休日出勤が必要な時もあり、100%ではないですが)

 

自認する

私も、自分の違和感に気づきながら、なかなかそれを認めることができず、
あーでもない、こーでもないといろいろ考えてきましたが、

それは人からどう見られるているかを考えているからで、
自分の意見を持つためには、まずは違和感があることを
認めることから始まるのかなとも思っています。

 

ただ、違和感を認めたところで、自分の置かれている環境や状況によって、
必ずしもそれをすぐに解消できるわけでもありませんが、
やはりこれも続けて考えていく、行動の一貫性を保持することが大事なんじゃないかなと思います。

 

おわりに

日本人は、何となく周りに合わせていくのが上手だと聞いたことがあります。

周りに合わせるのはいいんですが、もし合わせることに違和感を感じたら、
その違和感をスルーしないで、一度その違和感の正体について考えてみましょう。

そうすると、自分が大事だと思っていることに気づくことができますので。

 

 

おすすめ記事