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はじめに
研究科やコースによって多少のばらつきはありますが、
大学院の多くでは年間30単位の取得が必要です。
私の通う大学院では、2年間で32単位以上取得すれば
修了できます。(1授業90分で、2単位)
M1(1年)の前期の期間で12単位、後期の期間で14単位取得
したので(正確にはまだ単位認定されていませんが)、
成績が悪くなくて全て合格であれば、これで26単位取得したことになります。
M2(2年)になると、修士論文指導で8単位ありますので、
26+8=34単位となり、規定の単位は取得できます。
私は、必須科目ではない「民法」や「消費者法」について勉強したかったので、
必要な単位を超過して授業を履修していて、後期は少しハードでした。
M2になってから
学校側も、M1の時に必要単位のほとんどを取得することを勧めてしていまして、
それはM2になったときに修士論文に集中していないと
書き上げることができないかもしれないというリスクがあるからです。
現に2年で修了できない場合を見てきました。3年4年在籍される方。休学される方など
理由はそれぞれですが、中には退学された方もいらっしゃいました。
入学すれば自動的に2年で修了できると考えていた部分もありショックを受けたんですが、
そういった考えは捨てて、必死に取り組まないと難しいと思います。
私はこれからM2になりますが、M2では授業がなく、
仕事の調整をして時間の都合を無理やりつけなくてもよくなってしまうので、
確実に学校へ足を運ぶ回数が減ってしまうことは予測できます。
ですから、今まで以上に、仕事をやりすぎない様にして、
研究する時間を作るように、気を付けないといけないと思っています。
また、大学院は大学と同じで、長期の休講期間があるので、
その空いた時間を何に使うかで、今後の授業の充実度、
論文の進み具合が大きく変わってきます。
長期の休講期間の使い方
大学院の休講期間は、夏が7月後半~9月半ば。冬が1月後半~4月前半。
結構時間が空きますので、継続的に勉強・研究を続けていないと、
休講明けについていけなくなります。
大学院も税理士試験の勉強と同じで、仕事のやりすぎに気を付けて、
時間を作って毎日コツコツやることが重要です。
私は夏の休講期間は、後期の授業の発表に係る資料作成と
修士論文のテーマ探しをしていました。
例えば、休み明けの授業で判例の研究報告がある場合は、
判例の概要・原告と被告の主張等の、
事案の大枠をとりあえず作っておきます。
先にこれをやっておくだけでも、
事案の概要は頭の中にうっすらと残っていますので、
次に取り掛かったときもすぐに思い出せますし、
後は授業の直前に私見を書くだけなので、それほど時間はかかりません。
また、同時に修士論文のテーマ探しも進めておいた方がいいので、
興味のある事案をとりあえず5つ探して、
その5つの内容と私見をまとめていました。
そして、休み明けに先生に報告相談をして、テーマを決定。
おわりに
大学院は前期より後期の方が忙しくなりますから、
できるだけ夏の休講期間中に、
後期の授業の準備をやっておいた方がいいかと思います。
仕事に集中してしまうと、休みはあっという間に過ぎてしまいますので、
計画を立てて研究・勉強していくことが重要です。