3びきのかわいいオオカミ。先入観は発想に限界をつくる。

この記事の目次

はじめに

子供向けの絵本で、「3びきのかわいいオオカミ」というお話があります。

 

たまたまネットで見つけ、
何となくおもしろそうだと思い子供に読み聞かせしようと購入しました。
私が小さいころに聞いたことあったのは「3びきのこぶた」というお話です。

 

「3びきのこぶた」は、こぶたの三兄弟が家を建てて、
わるいオオカミがその家を壊しに来るというお話しです。

そして「3びきのかわいいオオカミ」は、ぶたとオオカミの立場が入れ替わっていて、
かわいいオオカミの三兄弟が家を建てて、わるいおおぶたがその家を壊しに来るというお話です。

おおぶたなるほど、悪そうな顔してます。

 

 

3びきのかわいいオオカミ

このお話は、「3びきのこぶた」のオマージュなようなものなので、
見たことあるような展開でお話は進んでいきます。

 

内容としてはそこまで子供向けの話でもなくて、
どちらかというと「3びきのこぶた」のお話を知っている人向けで、

「3びきのこぶた」を知ってから読んだ方が、
より楽しめるのではないかと思います。

 

表現も過激になっていて、家を息で吹き飛ばしたりするのではなく、
わるいおおぶたがハンマーを振り回したり、爆破したりしますので、
小学生以上の子供の方が理解できて面白いかもしれません。

 

5歳の子供に読み聞かせた

5歳の子は、「3びきのこぶた」のお話を知らなかったんですが、
わるいおおぶたの悪役っぷりが過激なので、
それはそれで面白かったらしく、喜んで聞いていました。

 

私からすれば、「3びきのこぶた」のイメージが強く、
ぶたは弱いというイメージを持っていたので、
予想もしない展開に驚きが隠せませんでした。

 

結果的に、私が子供よりも楽しんでページをめくっていました・・・

 

先入観がある人ない人

私には「ぶたはオオカミより弱い」という先入観がありますので、
「3びきのかわいいオオカミ」のような話は発想できません。

 

しかし、先入観がない子供は自由な発想ができますので、
こういった話も違和感なく聞くことができます。

 

先入観を持つことは、新しい発想に限界を作っている状態です。

ものの見方や考え方は一つではなく、
いろいろな視点から見ると新しい発見がありますので、
子供のように先入観なく自由な発想ができる様、気をつけないといけないなと感じました。

 

おわりに

子供向けの絵本はいろいろ読み聞かせをしていますが、
深い内容の絵本が結構あります。

 

私が子供の頃に読んでもよくわからなかった絵本も、
今子供に読み聞かせをしていると、
こういう意味もあったのかと一人で関心することも多いです。

 

大人になって本を読むとなると、役に立ちそうな本を選びがちですが、
子供向けの絵本等を読むことで、頭を柔らかくすることも必要なのかなと思います。

 

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