大学院の教授。合う合わないというのも論文を書くためには大事な要素。
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この記事の目次

はじめに

大学院で論文を執筆する際は、
教授に指導を受けて進めていきます。

 

過去に論文を執筆したことがある人は基本的なことは分かっていますが、
多くの人は大学生の頃に卒業論文を書いたことがある程度だと思いますので、
なかなか慣れないものです。

 

大学院や教授の考え方によって、論文の進め方は違い、
できるだけ自分と合う教授の下で論文執筆はしたいところ。

 

どこの大学院を選ぶかの一つの基準として、
論文指導を行う教授が何人いて、どんな人なのかを知っておくことも必要です。

 

指導教授の人数と生徒の人数

大学院によって、論文の指導をする教授の人数は違いますし、
当然1人が何人の生徒を受け持つのかも違います。

 

私の通う大学院では、指導教授3名に対して税法専攻の生徒も3名です。

つまり、マンツーマンで指導をしてもらえる体制で、
論文を見てもらえる機会が多いかと思います。

 

聞いた話によると、昔は、1人の指導教授に対して20人くらいの生徒が
論文指導を受けていた大学院もあるそうで、
そこまでの人数になると、なかなか先生から直接指導を受けるのは難しそうです。

 

こういった情報は、HPを見るだけでは分からないことが多いので、
経験者に話を聞いたり、事前説明会に参加したり、
学校に直接問い合わせる等の情報収集をしておく必要があるでしょう。

 

指導教授の経歴

学校によってはHPに教授の経歴や、
過去の研究内容について記載しているところもありますが、
これは参考程度でいいでしょう。

 

自分が研究したい内容と、教授の過去の研究内容が同じであっても、
入試で有利になることはありませんし、
むしろ、専門的な突っ込んだ内容を聞かれることがあるかもしれません。

 

入試の時点で書いた研究計画書は、入試時点の書きたいものであって、
そのテーマで論文が書けるかどうかもわかりませんし、
あくまで考え方をテストする材料の一つです。

 

現に私も、入試の際に研究計画書に書いたテーマと現在の研究テーマは全然違います・・・

 

それよりも、入手可能であれば、その教授が執筆された論文等を読んで、
どういった考え方をする人であるかを知っておくことの方が重要かと思います。

 

おわりに

大学院は入ってみないと分からないことも多いですが、
事前にできる限り調べておくことが重要です。

 

入学してから、指導教授が一人しかいなくて、
その教授と反りが合わないとなっては2年間がすごく苦しく、
修了まで3年、4年とかかる場合もあります。

 

私の場合は、3人の教授のうち誰を指導教授とするかは、
生徒3人で話し合って、論文のテーマや性格等が合っているかで決めました。

 

自由に選べるといいんですが、そうでないところもあるかもしれませんので、
調べてられるのであれば、調べておくことも必要かと思います。

 

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