映画「残穢(ざんえ)」を見て。(若干のネタバレを含みます)

映画「残穢(ざんえ)」を見て。(若干のネタバレを含みます)

はじめに

9月に入って少し暑さが和らぎ、夏は終わった、、、とみせかけて、また夏の暑さがぶり返してきた今日この頃。そんな暑い日は、家の中でガンガンにエアコンをかけて、ホラー映画を見るに限ります。

 

ということで、先日、ホラー映画の「残穢(ざんえ)」をAmazonビデオで視聴しました。

 

ホラー映画というと、特に海外のホラー映画では、恐ろしい血みどろのモンスターが出てきたり、恐ろしい殺人鬼が出てくるイメージがありますが、日本のホラー映画はちょっと違います。

 

日本のホラー映画でも上記の様な血みどろな映画もありますが、今回見た「残穢(ざんえ)」という映画は、じわじわと恐ろしさがわき上がってくるような、日本のホラー映画らしいホラー映画で、私としては非常に満足度が高かったです。

 

日本のホラー映画を見たのは久しぶりだったんですが、この映画は当たりだったので、備忘録として書き残しておこうと思います。(若干のネタバレを含みます)

 

あらすじ

小説家である「私」のもとに、女子大生の久保さんという読者から、1通の手紙が届く。「今住んでいる部屋で、奇妙な“音”がするんです」好奇心を抑えられず、調査を開始する「私」と久保さん。

 

すると、そのマンションの過去の住人たちが、引っ越し先で、自殺や心中、殺人など、数々の事件を引き起こしていた事実が浮かび上がる。彼らはなぜ、“音”のするその「部屋」ではなく、別々の「場所」で、不幸な末路をたどったのか。

 

「私」と久保さんは、作家の平岡芳明、心霊マニアの青年・三澤徹夫、そして「私」の夫・直人らの協力を得て、ついに数十年の時を経た、壮大なる戦慄の真相に辿り着く。だがそれは、新たなる事件の序章に過ぎなかった―。すべての事件をつなぐ【穢れ】の正体とは?予定調和を許さない驚愕のラストまで、目が離せない。

 

(C)2016「残穢-住んではいけない部屋-」製作委員会

 

驚愕のラストまで目が離せない。とか言われたら見られずにはいられません笑

原作は小野不由美さんの「残穢(ざんえ)」という小説だそうです。

 

感想

「全ては根で繋がっている。」

本編中に何度もこのセリフが出てきます。多くの怪談話や噂話というのは、もともとは一つの出来事が伝わる途中で変わっていって、伝わる方面により脚色も異なっていって、最終的に違う話になってしまっている、というのが語られています。

 

映画中で一つの怪異の原因を探るため、怪異があった土地の歴史をたどっていくと、だんだん怪異の原因が分かっていきます。見ている方も、怪異が生じる理由が分かって腹落ちしたというか、現象自体は訳がわからない現象なんですが、その根本にある原因を探っていくという、あーそうなのね、なるほどそういうことか。と納得できたようなできないような。(分かりづらい説明ですんません笑)

 

そこはホラー映画なので、原因がわかっても最後は濁すというような感じで、それがホラー映画のいいところでもあり、見た人が後で考える余韻を残しておいて、見終わった後にも恐怖を持続させて、そのじわじわくる恐怖が夏の暑さを和らげる手助けになるのかなと思います。

 

おわりに

原因や理由が分かってもどうしようもないことってあります。どうしようもないことにこだわっても仕方がないので、もうそこは触れないでおくしかありません。現実でも臭いものにはとりあえず蓋をしておきますからね笑

 

ただ「話しても祟られる。聞いても祟られる。」という様なことは世の中にはありますので、そういうことには、そもそも関わり合いにならないほうがよくて、常に好奇心全開ではダメなのかもしれないなと、独り言ちました。