税理士になるまでに要した勉強時間

はじめに

先日、ツイッターで何の気なしにつぶやいたことが、多くの人の目に触れて賛否両論いろいろな意見を頂戴しました。

私はかなり時間がかかった方なので、参考になるかは分かりませんが、今日は14年間のおおよその勉強時間を書いていきたいと思います。

 

税理士になるまでに要した勉強時間

①1年目~2年目

私は22歳の大学卒業間近に簿記3級の勉強をはじめ、続けて2級・1級の勉強をし、23歳の夏に税理士試験の簿記論と財務諸表論の試験を受けました。

結果としては簿記論のみ合格となりました。

この期間はアルバイトしながら予備校に通っており、授業とあわせて一日平均3~4時間くらい勉強していました。週一日くらいは勉強していない日があったかもしれないですが、ほぼ毎日勉強はしていたので、年間で1000~1200時間くらいは勉強していたかと思います。

 

②3年目~6年目

税理士試験の科目合格を手にしたので、税理士業界に就職をしました。

社会人経験、業界経験がない状態での就職活動でしたので、就職先が決まるまで非常に苦労しました。10事務所以上は応募したと思います。

就職が決まってからは仕事中心の毎日で、またミスばかりして怒られてばかりいたので(パワハラ)メンタルが不安定で、あまり勉強にも身が入らず、全く勉強しない日が結構多かったです。

この期間は年間で300~400時間くらいしか勉強していなかったかなと思います。

3年目の年内は法人税を受講し、年末に財務諸表論いっぽんに絞り、とりあえず試験を受け続けていただけの運任せでした。

理論を定着させるには毎日の継続が必要なので、やったりやらなかったりでは当然受かりません。

 

③7年目

この前年の年末に転職をし、パワハラから逃れられたので、勉強にも身が入るようになってきました。

プライベートでは結婚したりなどイベント事もありましたが、一日2~3時間くらいの勉強時間を取るようにし、年間で700~800時間くらいの勉強はできていたかと思います。

この年に財務諸表論を受かりましたが、これは、ここまでの蓄積と問題運が良かったからだと思います。

 

④8年目

この年に子供が誕生し、いろいろと追い込まれてきました。

この年は法人税と固定資産税に着手しましたが、どちらも成績が振るわなかったので、年内で法人税を断念し、固定資産税いっぽんにするという消極的な選択をしました。

が、結果も振るわずに不合格。

勉強時間は、年間で500~600時間くらいでした。

 

⑤9年目~10年目

この2年間は消費税のみを受験していました。

勉強時間は年間で800~900時間くらい。

理論は100%暗記はできていませんでしたが、計算は完璧に仕上げていたと思います。

ただ、やはり理論の壁を超えられず、いずれの年も不合格。

 

⑥11年目

実務で相続税の勉強をする必要性が出てきたので、相続税を選択。

この年は勉強に集中できる環境が整っていたので、少なくとも年間で1000~1200時間くらいは勉強できたかなと思います。

ただ、それでも理論が100%暗記できていなかったので、ここでも理論の壁に阻まれてしまい不合格。

 

⑦12年目

この年に第二子が誕生し、さらに追い込まれてきました。

前年の相続税がダメだったら大学院に行くと決めていたので、自分が合格できる確率が一番高そうな消費税を再度受験。

勉強時間は年間で1000時間は取れていたと思います。

この年は通信講座に切り替え、また理論を100%暗記していたので、理論の壁を突破してやっと合格できました。

(法人税と消費税は、他の年でもちょこちょこ手を付けていたので、結構蓄積があったのかもしれません。)

 

⑧13~14年目

大学院や人により違いますが、私の場合、大学院2年間で授業、課題や論文に合計で1500時間くらい使いました。

 

⑨合計時間

ざっくりですが、私が税理士資格を取得するのにかかった時間は、

14年間でおおよそ8,500~9700時間です。

 

おわりに

仕事の状況やプライベートの状況によって、試験勉強に使える時間はひとそれぞれです。

私の場合は、あっちいったりこっちいったりしてしまったので、必要以上に時間がかかってしまったのかなと思います。

そもそも最初は勉強方法すら決めずにがむしゃらにやっていましたので、かなり非効率なやり方だったかなと。

税理士試験は3年で受かる人もいますし、30年以上かけて受かる人もいます。

科目合格制で、仕事やプライベートと両立できる試験なのでここまで差が出ることもあります。

税理士になるにも色々な方法があるので、その都度で自分にあった方法を検討すればいいんじゃないかとは思っています。