提出期限。提出方法によってその考え方は違う。

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はじめに

確定申告のシーズンになりました。

 

これから徐々に忙しさが増していき、
この期間は通常業務+個人確定申告をしないといけません。

 

確定申告の受け付けは(納税申告)2/18(月)~3/15(金)。
この期間内に申告を済まさないといけませんが、

人によっては申告期限ぎりぎりに資料を持ってこられる方もおられて、
過去には最後の最後提出期限に提出したこともあります。

 

最近は電子申告がメインとなっていますので、
そこまでギリギリになることはないんですが、
もしもの時のために、提出期限の考え方をおさらいしておきたいと思います。

 

郵送提出での提出日

送付で提出する場合は、「郵便物」又は「信書便物」として送付する必要があり、
それら以外の形態で送付しても受け付けてもらえません。

 

そして、提出日は通信日付印(郵便局等で切手の上に押される、郵便局の引き受け日)
で判断されるので、3/15の夜中の23時59分までに郵便局へ持参して提出できれば、
3/16、3/17に税務署へ配達されても大丈夫です。

 

信書便の取扱業者は、総務省のホームページにありました。

 

以下、国税庁のホームページに載っていたQ&Aを載せておきます。

Q23 作成した申告書は税務署に送付することもできるのですか。

A 作成した申告書は送付により税務署に提出できます。
税務上の申告書や申請書・届出書は「信書」に当たることから、
税務署に送付する場合には、「郵便物」(第一種郵便物)又は「信書便物」
として送付する必要があります。
申告書を郵送又は信書便により税務署に送付する場合、
通信日付印により表示された日を提出日とみなします
(それ以外の場合には税務署に到達した日が提出日となります。)。

国税庁ホームページQ&Aより

 

 

e-Taxでの提出日

次に、e-Tax(電子申告)での提出日です。

 

電子申告であれば、通常、送信したその時に税務署に届きますので、
あまり問題になりにくいかと思いますが、

インターネット環境によっては送信に時間がかかる場合もあるので、
少し余裕をもって申告した方がよさそうです。

 

ただ、提出日は税務署の「受付日時」ですから、
こちらが送信して終わりではなく、
税務署側で受信できているかの確認をしないといけませんので、
税務署からの即時通知及び受信通知を確認しておく必要があります。

 

以下、e-Taxのホームページに載っていた文を載せておきます。

 

○ 確定申告期間(平成31年1月4日(金)~3月15日(金)) ・全日(土日、祝日を含む。)
24時間(メンテナンス時間を除きます。)
(注1)1月4日(金)は8時30分から受付開始、3月15日(金)は24時まで利用可能です。
(注2)メンテナンス時間は、毎週月曜日0時~8時30分を予定しております。
(注3)3月15日(金)24時を過ぎて受信した平成30年分の所得税及び復興特別所得税・贈与税申告のデータは、
確定申告期限後に提出されたものとなりますのでご注意ください。
インターネット環境によっては、送信に時間を要する場合がありますので、
余裕を持ってお早めに送信願います(送信した申告等データは、
即時通知及び受信通知に表示される「受付日時」に到達したものとみなされます。
)。

e-TAXホームページより

 

最終手段

税務署には時間外ポストなるものがあります。

郵便局へ23時59分までに持っていくことができなければ、
税務署へ直接ポストインすることで提出ができます。

 

夜間から翌朝の5時、6時頃の税務署職員が出勤してくるまでの間であれば
提出期限に間に合わせることができます。

 

 

おわりに

いわゆる繁忙期。

期限があるから頑張れるということもありますが、
期限ぎりぎりになるような仕事の仕方はできるだけ避けたいので、

最終手段は使わない様に、なんでも前倒しでやっていきたいと思います。

 

 

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