数字の見方。何を見ようとするかで答えは違う。

はじめに

数字に携わる仕事をしていると、数字の見方が変わってきます。

 

例えば、今月の売上高が1億円だった場合、
多くの人は普段目にしない数字を見ると「すごい儲かってる」
と思うかもしれませんが、売上高の情報だけでは、本当のところはわかりません。

 

もしかしたら、原価率が高くて、
売上総利益率(売上高−売上原価)がすごく低い可能性もあるからです。
原価率が高すぎると、かなりの売り上げをあげないと、利益はほとんどとれません。

 

売上高の一点だけを見ていては、本当の姿は分からないもの。
常に全体を見渡して、数字が示す意味を読み取れるようにしたいものです。

 

今の数字は過去の現れ

毎日数字に触れて、毎月の試算表を作成して、
業績をリアルタイムに知ることは重要です。

 

しかし、その数字は今の状況を表してはいますが、
過去の行動してきた結果が数字として現れてきたものです。

 

捉えようによっては、行動してきたけど、
今の数字に現れていないこともあると考えることもできます。

 

つまり、数字に現れていない部分はどの部分で、その数字に現れていない部分を、
どうやって数字に現れるようにするかを考えることが重要です。

 

数字は正直で、数字を作る人の考え方が自然と現れてきますし、
見る人が見ればその状況は、すぐにわかります。

 

今、表現されている数字だけを見るのではなく、
どうやってこの数字ができているか、
どうすれば数字に表現することができるのか、を考えるのが大事かなと思います。

 

今が未来の数字に現れる

今が過去の結果なら、今やっていることは、
未来に何らかの数字になって現れてきます。

 

それがいつになるかはわかりません。
10年後、20年後、もしかしたら一生現れないかもしれません。

 

どうなるか分からないことに気を揉むよりも、今できることを精一杯やって、
その課程を楽しむほうが建設的な考え方かなと思いますし、
結果が出なくても、後悔がなければそれでいいんじゃないかなとも思います。

 

今が過去の積み重ねなら、未来は過去と今の積み重ねなので、
やはりコツコツと積み重ねていくことが重要です。

 

おわりに

数字は見る人によっていろいろな意味をもちます。

 

例えば、事業を拡大していきたいと考える人であれば、売上高に目がいきますし、
効率性重視・利益重視の人であれば、原価率・利益率に目がいきます。

 

同じ数字であっても、何を見ようとするかで見える答えが違うというのは、
数字を見る仕事をする上で、面白いなと感じることの一つです。

 

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