この記事の目次
はじめに
税理士試験の受験者数は年々減っています。
平成25年 45,337人
平成26年 41,031人
平成27年 38,175人
平成28年 35,589人
平成29年 32,974人
平成30年 30,850人
ここ5年間の受験者数を見てみると、毎年だいたい7%くらい減少しており、
H25年からH30年までで32%もの受験生が減っていることとなります。
税理士試験の難しさ、職業の魅力、
収入等の理由から選択されなくなってきているのかもしれません。
税理士の資格を取得する方法は、試験以外にもありますが、
必修科目の簿記論と財務諸表論の受験者数も減っていることから考えると、
全体の減少割合ほどではないかもしれませんが、
新規参入者は減っているのは間違いないと思います。
税理士の仕事はイメージしにくい
普段、税理士とかかわりがない人は、
税理士と聞いても何をする人なのか良く分からないと思います。
「税理士って、ややこしい税金の計算をする人やろ?」
というのもよく聞きますし。
税理士とはどういうことをする人なのかを、世の中に知ってもらい、
イメージを作っていければ普段かかわりがない人の
役に立てる可能性もあるんじゃないかと。
先日、ネットでたまたま見つけたんですが、
日本税理士会連合会が広報活動の一環として、
税理士の仕事を紹介するWeb漫画がホームページ上で公開されていました。
税理士となるには
話の内容は、笑いあり、涙あり、恋愛ありで、
短い割にはぎゅっと内容が詰まっています。
もちろん税理士の仕事の魅力が満載です。
全六話で、一話一話は短いですが、
税理士とは何をするのか知ってもらう機会になりますし、
読んでもらう機会が増えれば、
職業に魅力を感じて税理士を目指す人が増えるかもしれません。
また、日本税理士会連合会のHPには2009年に公開された税理士のPR動画があります。
一見の価値はありますが、これは何か古くさい感じです・・・
動画「税理士のしごと~What’s税理士」(2009.8.24)
公認会計士は?
税理士と一部の業務範囲が重なることもあり、
よく比較される公認会計士。
日本公認会計士協会はどういったPRをしているんでしょう?
日本公認会計士協会のホームページにも、
公認会計士の仕事を紹介するコンテンツがあります。
こちらも税理士と同じく動画があります。
実写だけでなくアニメもあります。
一度視聴して頂きたいんですが、
監督、声優等が有名な方のようで、PRに相当力を入れていて、
クオリティがかなり高いです。(朝から見入ってしまいました)
また、スマホのゲームアプリも配信しており、
公認会計士の仕事をゲームを通して知ることが出来ます。
弁護士を主人公としたゲーム、逆転裁判を思い出させるような内容で、
非常によく作りこまれています。
当時はゲームボーイ?かなんかでやっていましたが、
今はPS4やスマホアプリでも出ているようです。おすすめです。
おわりに
税理士の職業PRと公認会計士の職業PRを見比べてみると、
公認会計士の方が若い人にはウケが良さそうです。
特にゲームアプリは感動もので、
私も公認会計士になって監査をしてみたいと思いました(笑)。
税理士のゲームアプリも誰か作ってくれないかなぁと思います。(人任せ)
税理士・公認会計士は共に非常に魅力のある職業
だと思いますし、もっと多くの人にその魅力を知ってもらえればと。
いずれにしても、どのコンテンツも面白楽しいので、
ぜひ一度体験してみてください。