勉強と研究の違い。
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はじめに

勉強と研究。
似たようなイメージを持っている人が多いんではないでしょうか。

 

この二つの概念は似て非なるもの。

なんのことかと思うかもしれませんが、
研究するためには勉強が必要で、勉強するためには研究は必要です。

勉強するにも、研究するにも、その準備が大切です。

 

勉強と研究

勉強とは

勉強という言葉は日常的に使われおり、
一般的に認識されているのは、かなり広い意味での勉強になります。

 

勉強とは、既に解決されている問題について、その解決に至るまでの方法を知ること。
つまり、過去に誰かが研究した結果や、行動した結果を知ることです。

 

研究とは

大学院入試の際、多くの大学院では「研究計画書」を作成して、
どの分野のどんな内容に興味を持っていて、
どうやって解決しようと考えているのかを示す必要があります。

 

つまり研究とは、まだ解決されていない問題を見つけ出し、
その問題を解決する方法を考えることです。

 

簡潔に言うと、勉強は既にあるものを知ること、
研究は今ないものを考えることで、
クリエイティブな活動だといえます。

 

研究するための勉強

研究するためには、その分野の基礎知識が必要になります。

先人の研究結果を勉強して自分の知識とし、
自分の中で勉強して得た知識と知識を融合させて、新しいことを考えます。

一から何もかも作り出すことは不可能ですし、
先人の研究を基礎としてこそ、いい研究ができるというものです。

 

勉強するための研究

ただ、与えられた問題を解くだけであれば必要ないですが、
人より秀でた結果を出すためには、勉強のための研究が必要です。

 

例えば、税理士試験の出題傾向や間違いやすいポイントを分析するのもひとつですし、
試験問題を解く際に使うボールペンをいろいろ試してみるのもひとつです。

 

そうやって、実力を出しやすい環境を作ったり、
問題分析、自己分析していくことで、合格の可能性は高まっていきます。

 

おわりに

自分で見つけた問題を解決するためには、
他(多)視点からものごとを見る必要があります。

 

もちろん自分の専門の分野だけでなく、
他の専門分野の人の意見を聞くことも重要で、
他の分野の話を自分の分野に置き換えた時どうか。

どういった作用があるのかを考えることで、問題が解決することもあります。

 

他の分野を勉強して自分の専門分野に活かすことが、
研究の楽しさの一つであると感じているところ。

 

大学院では税法専門だけでなく、
例えば、民法、労働法、憲法、刑法等さまざまな専門分野の人がいます。

自分とは違う専門を持つ人の話を聞くことは刺激的で、
新しい発想を生むきっかけにもなるかと。