この記事の目次
はじめに
小さい頃、多くの人は将来〇〇になりたいという夢があったと思います。
今もその頃と同じ夢を目指しているという人は少数だと思いますが、大きくも小さくも今は今で目標はあるでしょう。
私は小さい頃将来の夢はコロコロ変わっていましたし、特に明確な夢や目標も持たずにただなんとなく過ごしていた時期もありました。
その時期は何の危機感ももっておらず、何とかなるだろうと考えていましたが、そのまま行っても何ともならないのが現実です笑
目指すきっかけは何でもいい
私は大学の時、就職活動が上手くいかずに、なかなか内定をもらえませんでした。(いわゆる就職氷河期というやつです)
そんな就職活動に嫌気がさして、逃げる様に何か資格でも取れば自分の価値を上げられるかもしれないと、その時たまたま見ていた新聞広告にあった「簿記3級、1万円、1か月で取得」に飛びつきました。
勉強期間は1ヶ月弱でしたが、簿記の勉強は楽しかった思い出があります。楽しんでやっていたからなのか結果も出て、簿記3級は満点で合格。
そこから簿記2級を続けて勉強し、3か月後の試験で合格。
税理士という資格があることは前から知っていたのですが、やってみようかなと思ったのは2級を勉強している頃でした。その後、簿記1級、税理士試験へと進んでいき、今は大学院へと進学しています。
思い込みは大事
今まで目標もなく過ごしてきた自分からすると、税理士がやっと見つかった自分の進む道だという思い込みがありました。
私の場合は、最初から明確に目標があったわけではなく、たまたまやったことが楽しかったから、続けてやることにしたというだけです。
資格取得の道のりが10年以上続くことは想定外でしたが、それでも「これが自分の進むべき道」だという思い込みだけで続けることができますし、もう少しで目標に手が届きそうです。
勉強を開始した当初、周りからは「向いてない」とか、「やめておけ」、「お前にはできない」等の否定な言葉を沢山頂きましたが、思い込みでその目標を見続けて、コツコツ積み重ねていけば少しづつ近づいていくことはできるものです。
今の自分とは遠いところを見すぎると、費用対効果を考えて嫌になってしまうことが多いので、単純に目の前のことをやっていて楽しいかという点や、費用対効果等を無視し、自分の内なる声を大事にする方が、結果として続けることができます。
たとえその目標は達成できなくても、継続するコツを掴むことができるので自信になります。
迷ったら内なる声を聞いてみる
人生の岐路というのは必ずあります。
その時に何を優先するのかで、今後の人生が大きく変わってきます。
長い間サラリーマンをやっていると、リスクを取ることがどんどん怖くなってきます。結婚して、家族が出来て、家を持ち、教育資金や老後の生活資金・・・と考え出すと、人間誰しも安全な道を考えてしまいます。
でも自分の内なる声に耳を傾けてみると、リスクを取って冒険しろとささやいてくる。自分の守りたいものとリスクを天秤にかけてちょうどいいバランスをとりたい。
でもそのリスクが重すぎるかもしれないので天秤に載せるのも怖い。しかし、このバランスが取れたら自由に使える時間が手に入るのかなと、最近そんな葛藤をずっとしています笑。
独立するという観点からこの二つを天秤にかけようとしています。
自分のちょういいバランスを知るには、その天秤のどこでバランスが取れるのかを試さないといけません。ただ、天秤に乗せるリスクの重さは乗せてみるまでわからない。
そんなことからまだ決めかねていることがあり、自分の内なる声に耳を傾けながらどう生きたいかを模索中です。
おわりに
サラリーマンは、時間的に拘束されるので、リスクを取ってもそれに費やせる一日の時間は少ないです。しかし、安定した収入を得られるので、期間的な優位性はあります。
まとまった時間はなくても仕事外の時間を使い、少しづつ積み重ねていくことはできますので、その優位性は活かしていきたいと思います。
最終的に頼りになるのは自分だけです。自分の気持ち・考え・状況をよく分析して、自分の進む方向を決めていくことが結果として失敗はないのかなと思います。
資格取得後の身の振り方をここ2年くらいずっと悩んでいて、あーでもないこーでもないと考えています。
自分の心の声と現実がマッチしないので、なかなか考えはまとまりませんが、上手い落としどころを見つけたいと思います。