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はじめに
Twitterで修士論文提出完了のつぶやきを見かけるようになり、多くの大学院では今週、来週くらいが提出期限のピークとなるのではないでしょうか。
そんな中、私の大学院では少し遅めの1/22が提出期日となっており、ただいま加筆修正中で、執筆完了まであと2回くらいの論文指導がありそうです。
「税理士試験は短距離走(スプリント)、大学院修士論文執筆は長距離走(マラソン)」
唐突ですが、最近目にしたどこかで聞いたようなこの言葉。
今回はこの言葉について考えてみたいと思います。
税理士試験は短距離走(スプリント)
税理士試験は1年を通して勉強しますが、直前期にはより短期的に集中して勉強をする必要があり、その成果を本試験の2時間で瞬発的に出すことが求められますので、見方によっては短距離走です。
ただ、不合格が続いた場合は同じコースの短距離走を何本も走らないといけないので、やる気が伴わないと力は落ちて結果は出せません。
大学院修士論文執筆は長距離走(マラソン)
これに対して大学院での修士論文執筆は、2年間かけて勉強し、その成果を長期的に少しづつ出し続ける(書き溜めていく)というところでは、長距離走(マラソン)と言えるのかもしれません。
修士論文を執筆して大学院を修了して、国税庁の審査に長期間要するとの情報もありますので、トータルすると2科目取得するのに3年くらいかかることになります。
つまり、1年4月入学の場合は、3年3月修了。終了後すぐに提出して12月の認定であれば、実質3回分の税理士試験をスルーすることになります。(3科目取得している前提)
また、最近マラソン大会に出場したりして長距離を走るようになり、最後まであきらめずに走り切るのには、メンタル勝負であると感じています。
大学院での修士論文執筆についてもメンタル勝負なところがあり、長期的に健全なメンタルを保つ必要があるという点でも、修士論文執筆は長距離走的かと思います。
おわりに
「税理士試験は短距離走(スプリント)、大学院修士論文執筆は長距離走(マラソン)」
今回はこの言葉について考えてみましたが、わりと的を得ているのかなと感じました。
強引にこじつけた部分もありますが、何でも身近なことに置き換えてみると理解が深まりますので、困難な課題に挑戦するときは有効かなと思います。
言うならば、税理士試験は「実力×運」の要素が強く、大学院は「実力×時間」の要素が強いです。
資格をいつ取得できるのかが目に見えて分かるだけで、人間は我慢して継続することができます。
私はせっかちで、最短距離を突っ走ろうとしがちですが、いつでも最短距離が正解ではないということに最近気づきました。
【編集後記】
仕事と論文にかまけてブログの更新が停滞しておりました。
論文が終われば、またペースを上げていきます。
大学院は残すところ、論文の提出と口述諮問です。
もうひと踏ん張りです。