FP(ファイナンシャルプランナー)の資格試験について

FP(ファイナンシャルプランナー)の資格試験について

FP資格を取得する理由

税理士事務所には、税金の相談だけでなく、経営、不動産、保険、事業承継等のお金にまつわる相談事が多く持ち込まれてきます。

顧客からの相談は、税に関する話に限らず多岐にわたり、税法の知識だけでその要望に応えるのは難しく、その周辺知識は持っているに越したことはありません。

そんなことから、FPの勉強もしたいと考えていて、現在CFP試験を受験しています。

FPの資格試験に向けて勉強をすることで、お金にまつわる知識を広い範囲で学ぶことができます。

CFPは税理士試験と同じで科目合格制となっていますが、税理士試験ほど難しくはありませんので、独学でも合格可能です。

 

FP試験の概要

FP資格には、国家資格のFP技能士3級・2級・1級。

FP協会が認定(民間ライセンス)する、AFP(アフェリエイテッド・ファイナンシャルプランナー)とCFP(サーティファイド・ファイナンシャルプランナー)の資格があります。

AFPはFP2級と同程度、CFPはFP1級と同程度の難易度であると言われており、最終的にはFP1級又はCFP、若しくはFP1級及びCFP取得を目指すこととなります。

AFPは税理士資格を取得していれば、研修を受けて登録することができますが、私は知識を付けることを目的としていますので、税理士資格の取得を待たずに3級と2級を取得しました。

 

勉強時間の目安・合格率・内容

3級・2級・1級

勉強時間の目安と試験内容は次の通りです。

FP3級・・・30~120時間

FP2級・・・150~240時間

FP1級・・・480~600時間

3級から1級の試験内容は次の6項目です。

・ライフプランニングと資金計画(社会保険、年金など)

・リスク管理(生命保険などでどうリスクヘッジするか)

・金融資産運用(うまく投資するための方法)

・タックスプランニング(所得税とか住民税とか)

・不動産(不動産取引など)

・相続・事業承継(相続、贈与など)

3級は初歩的な問題が多いので、試験に関係する実務経験がある分野については、特別な勉強をしなくても合格できます。ただ、2級は多少難しい問題もありますので、少し準備は必要といった感じです。

いずれの試験もマークシート方式で、3級が三択、2級・1級が四択となってます。

 

AFPとCFP

勉強時間の目安と試験内容は次の通りです。

AFP・・・なし

CFP・・・1科目60~80時間×6科目=360~480時間

CFPの試験内容は次の6項目で、科目合格制となっています。

・金融資産運用設計

・不動産運用設計

・ライフプランニング・リタイアメントプランニング

・リスクと保険

・タックスプランニング

・相続・事業承継設計

AFPはFP2級を取得して、簡単な試験と認定研修を受ければ登録することができますので、特に勉強はいりません。

AFP・CFPどちらも年会費はかかりますが、登録すれば研修に参加できたり、会報誌が毎月送られてきます。結構面白い記事もあります。

AFPは特に試験はありませんが、CFPは科目合格制で2級よりも比較的難易度が高くなります。

 

勉強方法

FP3級と2級

私は、3級と2級の勉強は独学で行い、アマゾンで評価の良かった「みんなが欲しかった!FPの教科書」を読んで、FP協会のHP上で公開されている過去問を解いていました。

私は、実務経験のアドバンテージがありましたが、実務経験等がない人は上記目安くらいの勉強時間が必要になってくるでしょう。

いずれにしても、下記テキストと過去問で合格は可能です。

※参考図書

CFP

私は、現在CFP受験中で、次の教材と過去問を解いて2科目(タックスプランニング、相続・事業承継設計)を取得しました。2級よりも比較的難易度は高くなりますが、しっかり準備をすれば独学でも合格は可能です。

(「タックスプランニング」と「相続・事業承継設計」は、所得税と相続税の知識が活きる科目です。)

こちらも過去問はFP協会のHP上で公開されています。

※参考図書

 

費用について

・FP3級(試験月5、9、1月)・・・受験手数料 6,000円(学科3,000円、実技3,000円)

・FP2級(5、9、1月)・・・受験手数料 8,700円(学科4,200円、実技4,500円)

・FP1級(9月)・・・受験手数料 20,000円(実技のみ)

・AFP(随時)・・・認定研修 8,800円~(様々なコースから選択)

・CFP(6、11月)・・・1科目5,500円、2科目9,900円、3科目14,300円、4科目18,700円、5科目23,100円、6科目27,500円(一度に申し込む科目数により割引されます)

AFP、CFPについては、別途、入会金10,000円年会費12,000円がかかります。ただし、学割がありますので、学生の場合は、入会金が0円、年会費が6,000円となります。

※FP3級~1級は、学科試験と実技試験に分かれていますが、どちらもマークシート方式の試験です。実技は試験内容が実務的なだけで、口述試験ではありません。

 

おわりに

FPの勉強は、知識を広く浅く学ぶことができます。

また違った視点を持つためには、いろいろな試験を受けてみるというのもいいものです。

 

 

【編集後記】

ここ最近は確定申告に追い詰められて、他のことがほとんどできていません。

やはり独立したら、ここまで仕事が重なることは避けないといけないなぁと。

(今日から、日記的なものも追加してみることにしました。)