この記事の目次
はじめに
前回の記事に引き続き、独立について考えていきたいと思います。
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前回は、下記1~3について検討しましたので、本記事では4~6について検討していきます。
1.独立するのか雇われて働くのか
2.独立するならいつからどこでするのか
3.資金計画、事業計画を立てる
4.今の職場との兼ね合い
5.資金調達の要否
6.拡大か一人か
7.仕事の範囲
8.営業はどのようにするのか
9.今できることは何か
4.今の職場との兼ね合い
前回の記事に書いたように、今の事務所を引継ぐ可能性があります。
引継ぐと言っても、主体はあくまでお客さんです。
引継ぎに対するスタンスとしては、積極的に顧問契約を変えて頂くというふうには考えていません。
担当しているお客さんであれば、私のことを多少は知っていただいておりますが、担当外のお客さんは私と全く面識もない方もいます。
なので、すぐに決めてもらうというわけではなく、一定期間を設けて検討してもらい、それでも私にと思っていただけた場合にのみ、変更をしてもらうのが問題が起こりにくいかなと。
税理士事務所は、所長の考えがお客さんへのサービスへ直結しますので、何も知らないまま契約してしまい、こんなはずじゃなかったとなるのは避けたいところです。
顧問になるということは、今後長いお付き合いになるかもしれませんので、料金や期待感だけで決めてもらうのは問題があるかなと思っています。
5.資金調達の要否
資金計画や事業計画は、あくまでもただの計画です。
100%計画通りに進むことはありませんから、もしもの時のことを考え、余裕をもって計画しておかないといけませんので、開業時に借入はしようと考えています。
また、開業時の借入は、個人信用に問題がなければ計画で借入ができるチャンスでもあります。
実際に事業を始めてから借入れをしようとすれば、実績値での判断になりますので、開業後すぐに売上げが立たない計画を立てている私の場合は、借入は難しいでしょう。
ただ、計画と実際が大幅に乖離してしまうことは、金融機関との今後の関係に悪影響を及ぼす可能性がありますので、無茶な計画は禁物です。
計画は根拠のある数字を使って立てましょう。
計画をしっかり立てていれば、実績値との乖離も少ないでしょうし、金融機関からも計画通り進められる人として信用も得られます。
6.拡大か一人か
家庭と仕事のバランスを取りたいので、時間の自由度が高い一人税理士として働きたいという願望はあります。
ですが、自分の考えと同じ仲間と一緒に仕事をすることも、楽しそうだなと思ったりもしています。
開業前にどちらに進むかを決めないといけないわけではないので、その都度考えながら、自分の感じた方向へ舵を切っていくしかないかなと。
お金については、基本的に家族に迷惑をかけない程度の生活費を確保できればいいと思っていますので、お金を理由に拡大したいとは思いません。
拡大か一人かは、社会貢献に重きを置くのか、家族(自分)貢献に重きを置くのかの違いにより、その方向性は変わるのかなと。
この比重は少しづつ変わっていきますし、何かをきっかけにガラッと変わることもあると思います。
そうなった時に、比重が変わってくることも考えられます。
比重が変われば、一人よりも複数人で仕事をしたいと思うかもしれません。
今自分が置かれている環境により、望む方向性は変わってくると思いますので、その時に方向性を変えられるだけの度胸と知識は持っておかないといけないと考えています。
おわりに
今回も、独立に向けての自分の考えを書きました。
引き継ぎができれば最初から売上げが約束されるので、不安感は少ないと思っていた頃もあったのですが、実際に考えてみると、お客さんとの相性というのもあるので、安心感だけを求めると後悔するかもしれません。
まだまだ決めきれないことも多いので、とりあえずは、今自分のできることだけを少しづつ進めていきたいと思います。
【編集後記】
今日は長女の小学校の入学式でした。
新1年生は4クラスの、全137名と結構人数が多くて、体育館が人で埋め尽くされていて密集していたのですが、感染対策で席を離していたり、時間短縮等の配慮はされていました。
明日から午前中だけ授業があるとのことですが、来週からは1か月間休校になるそうです。
仕方ないこととはいえ、やはり子供は可愛そうですね。